体脂肪率計算ツール(海軍式・BMI推定・YMCA式・4計算式対応)
- メジャーは水平に・皮膚に密着させる(締め付けすぎない)
- 朝起床後・食前・同じ時間帯に測定すると誤差が少ない
- ウエストはおへその高さ、首はのど仏のすぐ下で測定
- 女性のヒップは横から見て最も出ている部分
1 基本の使い方
性別・年齢・身長・体重を入力すると BMI推定式 で自動計算されます。より精度を高めたい場合は計算式を「海軍式」に切り替え、ウエスト・首回り(・ヒップ)を追加入力してください。
2 計算式の選び方
海軍式(メジャー必要)が最も精度が高くオススメ。メジャーがない場合はBMI推定式(身長・体重のみ)が手軽です。YMCA式はウエストのみで計算できます。
3 測定のタイミング
精度を上げるには毎朝起床後・空腹時・排泄後に測定するのがベストです。食後や運動後は水分量が変化し、1〜2%の誤差が生じる場合があります。
4 計算過程の確認
「計算過程を見る」ボタンで数式に実際の値を代入したステップが表示されます。なぜその値が出たか確認したい方・計算式を学習したい方に便利です。
5 印刷・コピー
「結果をコピー」でテキスト結果をクリップボードにコピー。「印刷」で印刷用レイアウトに切り替えてプリント・PDF保存ができます。
体脂肪率は体重に占める体脂肪の割合です。体重が同じでも体脂肪率が異なれば体型・健康リスクが大きく変わります。体重計の数字だけでは分からない「体の質」を示す指標です。
体脂肪の役割
- エネルギー貯蔵 — 飢餓・激しい運動時の予備エネルギー源
- 体温調節 — 外気温から内臓を保護する断熱材の役割
- ホルモン産生 — 女性ホルモン(エストロゲン)の産生に関与。脂肪が少なすぎると月経不順の原因に
- 臓器保護 — 腎臓・心臓などの内臓クッション
- 脂溶性ビタミン吸収 — ビタミンA・D・E・Kの吸収・輸送
体脂肪が多すぎると・少なすぎると
| 状態 | リスク |
|---|---|
| 多すぎる(肥満) | 生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症)・睡眠時無呼吸症候群・関節負担増加 |
| 少なすぎる(低体脂肪) | 月経不順・骨密度低下・免疫機能低下・ホルモンバランス異常・疲労蓄積 |
出典: 厚生労働省 eヘルスネット
体脂肪率の評価基準は性別・年代によって異なります。女性は男性よりも生物学的に高い体脂肪率が正常です。また加齢に伴い筋肉量が低下するため、同じ体重でも体脂肪率が上昇しやすくなります。
男性の体脂肪率判定基準
| 判定 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代以上 |
|---|---|---|---|---|
| 必須脂肪 | 2〜5%未満(生命維持に必要な最低限) | |||
| アスリート | 6〜13% | 6〜13% | 7〜14% | 8〜15% |
| フィット | 14〜17% | 15〜18% | 16〜19% | 17〜20% |
| 標準 | 18〜24% | 19〜24% | 20〜24% | 21〜24% |
| 肥満 | 25%以上 | 25%以上 | 25%以上 | 25%以上 |
女性の体脂肪率判定基準
| 判定 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代以上 |
|---|---|---|---|---|
| 必須脂肪 | 10〜12%未満(ホルモン産生等に必要な最低限) | |||
| アスリート | 14〜20% | 15〜21% | 16〜22% | 17〜23% |
| フィット | 21〜24% | 22〜25% | 23〜26% | 24〜27% |
| 標準 | 25〜31% | 26〜32% | 27〜33% | 28〜34% |
| 肥満 | 32%以上 | 33%以上 | 34%以上 | 35%以上 |
参考: オムロンヘルスケア・American Council on Exercise(ACE)基準に基づく目安
体脂肪率の推定計算式には複数の種類があり、必要な測定値と精度が異なります。自分の状況に合わせて選んでください。
海軍式(U.S. Navy Method)推奨
米国海軍が採用する周囲径を使った推定法。体組成計(インピーダンス法)が普及する以前から使われており、非侵襲的な方法の中で最も精度が高い。
BMI推定式(Deurenberg式)
BMI値と年齢・性別から体脂肪率を推定する計算式(Deurenberg et al., 1991)。メジャー不要で最も手軽。ただし筋肉量の多い人では高めに出る傾向がある。
YMCA式
米国YMCA(Young Men's Christian Association)が採用した計算式。ウエストと体重のみで計算できるシンプルな式。
カイルカーン式(Kyle-Schutz式)
BMI・年齢・性別に加え、体型係数を加味した推定式。日本人を含むアジア系のデータを基にした研究で検証されている。
体脂肪率の測定方法には家庭用から医療機関レベルまで複数の方法があります。精度と手軽さのトレードオフを理解して選択してください。
| 方法 | 精度 | 手軽さ | 費用 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| DEXA法(二重エネルギーX線吸収法) | ◎ 最高 | ✕ 病院のみ | ¥3,000〜¥10,000程度 | 骨・筋肉・脂肪を部位別に計測。ゴールドスタンダード |
| 水中体重法(水中密度法) | ○ 高精度 | ✕ 施設限定 | 研究機関のみ | 水中での体重から密度計算。呼気量の誤差あり |
| 体組成計(インピーダンス法・BIA) | ○ 良好 | ◎ 家庭用 | ¥3,000〜¥50,000 | 微弱電流で体脂肪推定。水分量に影響される |
| 海軍式(周囲径法) | △ 良好〜普通 | ○ メジャーのみ | 無料 | 周囲径から推定。筋肉量の影響を受けにくい |
| キャリパー法(皮下脂肪厚) | ○ 良好 | △ 器具・技術必要 | ¥1,000〜¥5,000 | 複数部位の皮下脂肪を測定。測定者の技術に依存 |
| BMI推定式(計算) | △ 普通 | ◎ 測定不要 | 無料 | 身長・体重のみ。筋肉量の影響大・目安程度 |